母がしょっちゅうトイレに行きます。ただし行くのは暇な時とか、構ってほしいときのようで脳の幻想かとは思います。こたつに入ってテレビがおもしろかったりすると普通に2,3時間はトイレに行かないで済むんですが、特に夜は2階の自分の部屋に入って寝る支度をしてはすぐにまた1階のトイレに降りてきます。トイレをしておかないと不安という気持ちもあるんでしょうね。10分置きに2階の部屋と1階のトイレの往復が最大2時間続いたこともありました。1階で私が起きているので構ってほしいのもありそうですが、夜は私もやっと1人の時間で介護からは解放されたいし、1階に降りてきても相手にはしません。だから余計に相手にしてもらいたくて降りてくるんですかねえ。困ったもんで。ちなみに今日はちゃんと9時に寝たようです。デイサービスの日で疲れたのと、昨日2階の部屋で12時過ぎくらいまで起きていたようなので眠かったんでしょうね。
介護認定のときに「昼夜逆転がありますか?」と聞かれます。そもそも認知症は時間の感覚が一番わからなくなるので、夜だろうがなんだろうが、自分が気になることがあると時間関係なくずーっとそれをしています。1人暮らしをしている時はあれがないこれがないとずーっと探し物をしていて、それこそ時間はめちゃくちゃになってました。昼夜逆転をさせないように、朝眠かろうがなんだろうが決まった時間に起きてもらい、夜も決まった時間に寝てもらう、これを行うしかないですね。
ちょうど1年ほど前から(発症から6年ほど)でおねしょも始まりました。毎日ではないんですが、7年経った今ではおむつがかかせないです。市販のパンツ型のおむつがあるので、わりと気にせず履いてもらえてますね。「これ履くと安心だから」というと、本人はおもらしなんてするわけない!と怒るものの、心のどこかに記憶が残っていて安心しているようにも見えました。
それがですね。この紙パンツを履き替えるのが難しいというか、①汚れて脱いだら何も履かないで寝てしまう ②汚れたパンツを脱がないで2枚以上重ねて履く ③汚れたパッドの部分を無理やり剥がしてパッドのないパンツを履く ④汚れた紙パンツを洗おうと水をかける という問題が発生。「汚れたら履き替えて」と張り紙をすると今度は ⑤トイレに入るたびにパンツを履き替える という問題が追加で発生しました。
①はそもそも一番困る。②は直接は困らない気はしますが、汚いパンツを裏返してその上にきれいなパンツを履いていたこともあり、せっかくのきれいなパンツが汚れてしまっていました。3枚重ねて履いていたこともありましたね。③はよくパッドを無理やり剥がせたなあと思いますが、これが意外と何回もあったんですよね。パッドがなくてうっすい紙だけになったパンツを平気で履いてくれてました。④はいやー私も初めて知りましたけど、さすが紙パンツ!で、絶対に入った水を外に出さないんですね。水を吸ってパンパンになってそのまま捨てるしかどうしようもなかったです。⑤紙パンツって1枚50円以上はしますし、18枚入りの1パックが2,3日でなくなった日にはもうさすがに悲鳴をあげたくなりました。最初は1パックずつ買いにいっていましたが、追いつかなくなってきまして、今では通販で4パック8パックまとめて買っています。
さて。これら①~⑤を全部やめてもらおうと思うと、どうしても張り紙にたくさん書かないといけない。たくさん書くと読んでもらえない。トイレの張り紙をもう何回書き直したことか。⑤が起こったときには、「あー、そういうことになるんだ。」と汚れたら履き替えてくらいではダメだと、結果として「おしっこでびちゃびちゃに汚れた時だけ履き替える」と書くことになりました。それでも読んでもらえなくて、大して汚れていないのに履き替えていたこともありましたけどね。本人いわく「トイレに紙パンツがあるから履き替えた」そうで、そんな「なぜ山に登るのか?」「そこに山があるから」みたいにいわれてもねえと思った次第でした。
おむつが始まると介護が1段階あがった気にはなりますが、トイレに行ってくれているうちはいいのかなあと思っていたりします。トイレの場所がわからないと時々言いますが、なんとか無意識に覚えてくれているようです。トイレが行けなくなってきたら、ここが1つの自宅介護の限界かなという気もしますね。グループホームを考えつつ、もうしばらくは自宅介護を頑張って行こうかと思います。
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