母が東京にきて半年ほどが経過。母は身長が148㎝ほどで、体重は若い頃は47㎏ほどありましたが、東京に来た頃は36㎏まで減少していました。それがこの半年ほどで40㎏近くまで増加。いい傾向ですね。
リコード法を元にした我流の対応で、血糖値の急激な上昇を抑えるべく、朝は野菜ジュースか豆乳を飲んで、食べ始めも野菜からを徹底してもらっていました。その食べ方だけみると、むしろダイエットするときに行う方法なんですが、東京にくるまでの食生活がよっぽど悪かったということなのか、3食きっちり食べてもらって、タンパク質をしっかりとってもらった結果かと思います。
本人はどうしても糖分が好きで、すぐにお米とかジャガイモを食べようとします。GI値の高いものがどうも好きなんですよね。子供は苦いものが苦手で大人になったら食べられるようになる、なんていいますが、苦い食べ物は毒がある可能性があるので、弱い子供は本能的にそれを避けるわけで、甘い食べ物が好きというのは人間の本能だとは思います。認知症になると本能が強くなるっていうことなんですかね。
お魚はまだいいんですが、お肉はどうも同じものを食べていると飽きるのか、一口目には美味しいといってくれるわりに、70gほどのお肉を食べてもらうのが最初は大変でした。味に飽きてくると、新聞を見たり周りに置いてあるものに目をやって、「このティッシュの模様は何?」とか、食事以外のことをしようとします。テレビをつけているとそれこそテレビばかりを見て全く食事をしなくなるので、「7時のニュースだけね。」と、7時半からはテレビも切るようにしていました。そしてすぐにもうお腹いっぱいというわけです。お腹いっぱいというと、「じゃあ、最後そのお肉一切れだけ食べて。」とか、少しでもタンパク質を多くとってもらうようにしましたが、「私は体が小さいのよ!」とかまあ苦労はしました。お腹いっぱいというくせに、そのあとにお菓子を出したら喜んで食べるんですよね。
私がいるときは、とにかくおかずを先に食べてもらって、タンパク質を半分以上は食べてもらってからご飯を出します。私がいない、一人で食べてもらうお昼ご飯とかは、おかずとご飯があるわけですが、ご飯の上に「ご飯はおかずを半分以上食べてから食べてね。」とメモを置いておくようにしていました。どこまで守ってもらってるかわかりませんけどね。
歳をとってくると体重は減少傾向になるようで、減らさないことが重要になるようです。体重維持のポイントはタンパク質ではないかと思いますので、とにかくタンパク質をしっかり摂るということにつきるのかなと思っています。
タンパク質を摂るといっても、プロテインを飲むのは逆に摂りすぎてしまう可能性があり危険です。摂り過ぎたタンパク質は腎臓を痛めつけてるだけですから、あくまで食品から摂るということの提案でした。
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