「家族の介護はするな」という言葉を目にしました。最初は意味がわからなかったし、自分の解釈であっているのかわからないですが、なんとなくわかる気がしている今日この頃。
とにかく自分の時間をとられてイライラして母を怒鳴りつける毎日が続いている中、家族だから余計に怒鳴ってしまうんだと思ったわけですね。ショートステイやデイサービスに行ったらまわりが優しいのもあるでしょうが、とにかくまわりは他人ですから外面の良さがはたらくのもあってか、母もあまりイヤなことは言わないようです。着替えさせようと服を脱いでといってすぐに脱がないからといって誰も怒鳴らない。「着替えましょうねー」と優しく声がけしてくれるんでしょうね。そうすると母も気持ちが安定するわけです。私から「早くして!」と怒鳴られるよりよっぽどいい。家族だともともと言いたいことが言えるから必要以上に言葉がきつくなるんですね。家族が介護はするなとはこういうことなのかなと思いました。
勿論施設に入ると運動や脳トレができるかとか別の問題もあってそれなりに認知症は進行すると思いますが、家で家族が疲弊してきて怒鳴りちらしていても認知症は進行する。どっちがいいか難しいですね。
イライラしないよう、怒鳴らないようにとなんとか発想の転換をしようと思ってはいるわけですが、これがなかなか難しい。ただふと思うことは、例えば私が友達と話をしたり、いい映画やドラマを見たり音楽を聴いたりして楽しいことがあると、私自身の精神が安定します。そうすると私も少し母に穏やかに接することができたりします。結局こうなんですね。自分の状態が良くて余裕があるかどうか。発想の転換とかできればいいけど、なかなか難しい気もします。私も介護し出した当初から比べるとだいぶ慣れたというのか、こういうもんだという発想の転換はできてきた気がしますが、人間としてこうあるべきみたいなどうしても捨てきれない考えがあるわけです。それが母を正したいという気持ちにつながり怒鳴りつけることになる。
今はショートステイで1/3くらい母と離れているし、長期の休みには少し旅行も行けたりしています。お友達と食事をしたりもできていて、こうやって自分自身に安らぎと楽しさを与えることをできる限りやっていこうかなと。それが母にとってもいいことにつながると信じています。そうやっていけば家族での介護も可能なのではないでしょうか。
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