「グルテンフリーで痩せる」っていう言葉が出回ってるんでしょうか。グルテンフリーとダイエットは関係なく、グルテンフリーでは痩せないと私も思います。
小麦のグルテンは腸もれ(リーキーガット)を起こすと言われています。腸の細胞の間に隙間があくことにより、腸の内容物が血液中に流れこんで全身にまわり、全身のあちこちで炎症を起こしまくる・・・というのがグルテンの害という認識です。勿論小麦を食べた人全員が腸もれを起こすわけではなく、日本人は7割ほどが小麦が合わないと言われているようです。
ということで、ダイエットとは全く関係ありません。むしろ小麦より米粉パンの方がカロリーが高かったりもするしで、逆に太る可能性もあるのではと思います。
私は実際痩せたんですが、それはグルテンフリーのおかげではなく、オートミールのおかげです。もっというと、オートミールの食物繊維のおかげだと思っています。私が思う痩せる条件は以下の2つで、腸内環境の問題が大きいと考えています。
痩せる条件1)朝食に食物繊維を多くとる。
痩せる条件2)血糖値を急激にあげないようにする。
朝はとにかく空腹で、胃も腸も空っぽになっているので、そこに最初に何を入れるかはとても大事だと考えています。そこに糖が入ってしまうと、血中は一気に糖だらけになってしまいます。最初に食物繊維を入れることで腸内環境が整って宿便も排出されて痩せやすい体質を作ることができると考えます。血糖値を急激に上げないというのもほぼ同じ理屈です。食べるものを変える必要はないですが、食べる順番を変えてみるということですね。よく言われる野菜から食べるという話です。私はお肉から最初に食べてもいいのではと思っています。お肉は胃に3時間以上はとどまるので、最初に食べても腸にたどりつくまでに時間がかかるからです。
オートミールは食物繊維が豊富だから、それを朝に食べて痩せたといいましたが、オートミール自体はGI値が65ほどで、決して低くはありませんので、いきなりオートミールを食べるのもよくないです。朝はまず糖質5%程度の野菜ジュースか豆乳から飲み、10分ほど置いてから野菜と卵を食べて、それからオートミールのパンを食べています。これをすることでか、お昼ご飯の血糖値も緩やかにあがるセカンドミール効果も得られています。
この痩せる条件を実行して1カ月で1㎏ずつほどのペースで緩やかに痩せました。ただ腸内環境が良くなったのか、より食べる量が増えてしまって、夜ご飯2杯とか食べていたら、5㎏痩せて2㎏増えて、といった繰り返しにはなりましたが、お昼にマクドナルドのビックマックとポテトMをしっかり食べても太らないときは太らないです。
血糖値を急激に上げないというのは健康を保つのにかなり有効ですので、ダイエット目的でなくても是非実践していただくのをお勧めします。
今までに書いた書き込みと重なる内容も多くてすいませんが、ダイエット目線でのまとめでした。
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