サーモン養殖 日本の法律と味

 青森県の日本サーモンファーム株式会社社長が逮捕されたとのニュースを見ました。罪状はサーモンの血を海に流したこと。魚の血が産業廃棄物になるとは初めて知りました。そもそも有機物じゃないですか。海で分解されると思うので、問題にならないように思います。大量のプランクトンにより赤潮が発生することを考えると同じかもしれないですが、量が違いますよね。量による規制があって、赤潮レベルで海の生物が酸欠を起こすレベルの量を排出したならともかく、ただ流しただけで罪になるというのは納得がいかないです。海では普通に大量の魚が死ぬし、大量の血も流れます。環境汚染を理論的に数値化して説明してほしいです。プランクトンの死骸がマリンスノーとして海底に降り積もり、長い年月をかけてそれが石油等の資源にかわるというのは有名な話ですよね。
 例えば有害なガスであっても、濃度が低ければそのまま大気に放出できたりします。放射性物質の汚染水ですら希釈して海に流していますよね。それは問題ないわけでしょう。しかも都道府県で基準が違ったりする。それで血というしかも有機物にも関わらず捨ててはダメってどう考えても矛盾していると思います。日本の法律はまだまだ改善の余地があると思いました。
 私、この会社の養殖サーモンを食べたことがあるんです。購入したのは東京です。東京は豊洲市場で全国の魚が集まってくるって本当なんですね。もともとサーモンは好きなので、ノルウエー産、チリ産、あと宮城県の銀鮭とか、食べ比べるのも楽しいです。そんな中このジャパンサーモンファーム製、すごく美味しかったです! さっぱりして上品な味でした。ノルウエー産の脂身を少し減らした感じです。脂身が少ない分、甘味はノルウエー産より少ない気もしましたが、コクと旨味はしっかりあります。そしてすごく柔らかいんですが身が崩れないんですよね。写真を見てください。身がきれいじゃないですか? 同時に天然鯛を購入したんですが、天然なのに鯛の方が身が崩れる感じがありました。鯛も古そうな感じではなかったんですけどね。
 このニュースでこのサーモンが世の中からなくなることはないと思ってはいますが、産業廃棄物処理をするのにお金もかかるので、値段は高くなりそうですね。まあ少々高くなっても買いますけどね。美味しいから。
 日本の法律とサーモンの味の話と2本立てになってしまいましたが、例えば廃棄物処理の投資に補助金を出すとか、美味しいものを安くに作り出そうとする生産者の方を応援する体制がもっともっとあってもよいと思いました。生産者の皆さんが困難に負けず、これからも良いものを世に送り出していってくださることを祈ります。
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