母を介護し出して5年。認知症の介護をしている方は皆さん多くのストレスを抱えているかと思いますが、私もその1人。母と一緒に過ごしていると全く笑えなくなってきて、最近では極力話さないように、話しかけられてもほとんど無視するようになってきました。そのせいか余計に構ってほしいのか、トイレに行くときもいちいち「ちょっとトイレに行かせていただきますので。」とかとにかくしゃべってきます。子供のママおしっこーと同じなんでしょうね。優しくしようと思っても、昼間にコップが空っぽになっていたのでお茶を入れたら「私、お茶はもう飲まないけど。」とか素直にありがとうとはいわず口ごたえばかり。トイレから出てきて電気つけっぱなし、トイレで手を洗ったのにすぐまた洗面所で意味なく水を出して手を濡らしてタオルがびちゃびちゃ、新聞や郵便物を広げて散らかしまくるし、ペンやメモや色々なものを違う場所に置いてどこにあるかわからなくなったり、ガスコンロをつけっぱなしでパンが真っ黒焦げとか、1つ1つは些細なことだし、病気のせいで仕方がないとわかってはいても、仕事で疲れて帰ってきてこれをやられると「いい加減にして!」と怒鳴ってしまいます。
ガスコンロなんかは実際危ないので、最近はロックをかけるようにはしました。スイッチの下のつまみを横にスライドするだけですが、さすがに母もここまでは気がつきませんのでコンロの問題はこれで解決です。ただ今度は電子レンジでチンし過ぎ問題が発生するようにはなりました。レンジは適度に止まるようにはなっていますが、1度チンしたものをさらにもう一度チンするわけです。せっかくのトンカツとかもまわりはドロドロ、中のお肉はカチカチになっていました。せっかく作った食事をカチカチにされて残されるとやるせない気持ちでいっぱいになります。母に優しくなんかできません。
ではそういうストレスをどうするか。ガスコンロのように対策できるところは物理的に対策をする、あと何より私自身が健全であることですかね。なかなか難しいんですが、お休みの日に仲のいい友達とランチをして楽しく過ごすとか、そういう日は家に帰ると少しは母に優しくできます。1時間したらもう怒鳴ってたりしますが、1時間は持ちこたえられています。あとドラマや映画を見るとか好きな音楽を聴くとか、功ちゃんに愚痴をいいまくるとか、自分が好きなことをして気持ちを和らげます。
母は何も覚えられないとはいいながら、何回も同じことを言っていると少しは覚えてくれたりします。それがあるからトイレから出たら電気を消してとか、余計に何回も何回も言うからイライラするんですが、それでちゃんと電気を消してくれたらそれはそれでうれしいわけです。言ってもダメなことと、言えばやってくれるようになることがあると思うので、それを見極めてやってくれるようになりそうなことだけはストレスですが何回も言ってみるとか、それも一つかと思います。言ってもダメそうなことは残念ながらあきらめてうまく気にせずに過ごすしかないかもですね。
こうやってこれを書いていることも私にとってはストレス解消の一つなのかもしれません。そしてこれを読んだ方の気持ちをほんの少しでも軽減できれば幸いです。
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