認知の風 その9 甘いもの好き

 母が東京に来てから2カ月ほどが経過。徐々に味覚は戻ってきたようには思いますが、とにかく甘いものが好きなんですね。アイスクリーム好きもお話したと思いますが、甘いものというか、要するに炭水化物です。ほっとくとご飯ばっかり食べておかずを食べてくれない。おかずを全部食べてもらうのにとにかく苦労しました。おかずは昔ながらのうちの味で薄味にもしてるし、特に食べにくさもないとは思うのですが、少し食べて空腹が収まると食べなくなるんですね。お腹いっぱいという。そのくせデザートは食べるというわけです。本来好き嫌いもないのですが、お刺身だと比較的食べてくれるものの、お肉はどうも残しがちです。
 そこでおかずを半分以上、ほぼ食べ終わらないとご飯は出さないことにしました。「ご飯は?」と毎回聞かれますが、「ご飯はGI値高いからおかず食べてからね。」と毎回いいます。「あんたGI値好きね。」とか嫌味を言われますが「病気の予防に大事よ。血糖値を急激に上げないっていうのは、もうありとあらゆる病気に対していいことよ。」と言います。「そんなこと初めて聞きました。」と言われる、この同じ会話が毎日のように繰り返されます。
 お肉を食べるのに飽きてくると、例えば豚肉の生姜焼きだと脂身を外しにかかります。食べ始めはそのまま食べるのに「私は脂身は苦手だから。」といいます。「脂身は体に悪い悪いと言われてたけど、実はそうでもないらしいよ。」なんていっても勿論ダメなので好きにしてもらいますが、ちまちま脂身を外すのでまあ時間がかかりますね。脂身が外しやすいものだといいんですが、牛しゃぶとかだと間に脂身が挟まっているというかで取りにくいですよね。
 お肉のときは小さな杯に1杯の赤ワインを出したりして、スムーズに食べてもらうようにしたりもするんですが、赤ワインを出すと赤ワインばっかり飲んでしまったりして、「一気に全部飲まないで。」というと「飲んでないわよ!」と喧嘩になる。
 タンパク質はとにかく大事なので、1日40g、お肉や魚にして200gを食べてもらうようにしており、それが功を奏してきたのか、1年ほど経ったころには36㎏しかなかった体重もほぼ40㎏となり、出したおかずを全部食べられるようになってきました。
 認知症になったら何年生きるのかという質問に対して、専門の先生が認知症だからどうということではなく、通常の老化と同じとおっしゃっていましたが、うん、まさにその通りと私も思いました。栄養バランスよくしっかり食べられてる間は大丈夫だと私も思います。
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