人生通算4回目の救急車に乗ってしまいました。胃腸炎で命に関わる病気でもないのに恐縮です。 朝から少し頭痛はあったのですが、普通に生活はしておりまして、昼食によく行く回転寿司店で色々お寿司を食べました。食べ終わってから、少しお腹が痛いなと、とりあえずトイレにいったのですが、なかなか便が出ていらっしゃらない。でもどんどんお腹が痛くなり、すごい下痢をするのでは?と思いきや、そうでもない。やっと少し通常便が出たのですが、出ても全然痛みが収まりません。そのうちすごく苦しくなってきて、呼吸も速くなってきて、全身に冷や汗が吹き出し、両手が痙攣して動かなくなってきました。とにかく苦しいし、これはおかしいと思っていたところに、私がハアハアと苦しそうに息をするのを聞きつけて、トイレで隣の個室に入った方から「大丈夫ですか?」の声。もう藁にもすがる思いで「すいません・・・ダメです・・・」と伝えたところ「ちょっと待って、すぐ出ますから、誰か呼んできますね。」との声。そしてすぐに店員さんが来てくださってノックの音。手が動かなくてお尻も拭いてないし、下半身脱いだままだし、もうどうしようって感じなんですけど、苦しさに勝てないしでトイレの個室のドアの鍵を開けてました。来てくださった店員さん、見苦しい姿ですいません、ほんと。ちょうど一緒に来ていた母もいたので、母にお尻を拭いてとお願いして、幸いそれほど汚れていなくて、なんとか拭いてもらいましたが、ズボンをあげるまではできず下半身はそのまま。あー。お店の方が「トイレは使用禁止にして人が入れないようにしましたから。」ありがたやありがたや。まわりは女性だけだから、別に下半身見られてもどーってことないやと、そのときはそこまで考えることもできないくらいしんどくて、座ってるのもつらいので「寝かせて・・・」というと、店員さんが一生懸命乾いたダスター布を私の前の床に敷きつめてくれたので、そこにごろんと倒れこみました。 ほどなくして救急車が到着。救急隊に抱えてもらって、やっとズボンを履かせてもらって外へ。救急車は1階なのでそこまで両脇を抱えてもらってなんとか歩いていきました。まず言われたので、呼吸をゆっくりすること。呼吸が速いと酸素不足で痙攣が起こったりするということで、一生懸命ゆっくり深く呼吸をしたところ、手が動くようになってきました。お腹の痛みも少しマシです。あたり前ですが救急隊の方はプロですね、と感心している間もなく、病院に到着。そのままレントゲン室に行ってレントゲンをとり、血液検査をして1パック点滴をしました。 結果、特に異常はなく、夏風邪か何かのウイルスにやられたか、ただ胃腸が荒れているとの診断で、胃腸薬をいただき終わり。功ちゃんが迎えに来てくれて車で家に帰りました。胃腸は時折悪くなって痛くなるのですが、こんなにひどいのも久々でした。 お寿司で生ものを食べたので、一瞬食中毒が頭をよぎりましたが、食中毒って実は何回も経験がありまして、食べてから5-6時間経ってから出るんですよね。体に入った菌が胃さんで死なずに腸内まで届いて腸内で増殖して起こるわけですから、時間が必要で食べてすぐはおかしい。毒物だったら食べてすぐでしょうけど、吐いたりはしてないし痛いのは下腹部です。熱もないのでコロナでもない。 思えば先週は毎日寝不足で、仕事でも色々あってストレスも多く、さらに最近パンとかグルテンを結構とってしまっていて、暑いから冷たいものもいつもよりとっているしで、かなり腸を痛めつけていたなと、これだけやれば胃腸炎にもなるかと納得するところもありました。大事故は小さな事故の積み重ねで起こるといいますが、大病も小さな積み重ねかと思いました。 これからは冷たいものを取り過ぎないとか、寝不足とか、小さな不摂生を気をつけようと思った次第でした。助けてくださった皆様、ありがとうございました。
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