なぜ子供ができないのか。その答えは単純だと思うんです。 「子供ができる体の状態ではないから」 すいませんが、男性側に問題はないと仮定して話をしています。 女性側限定の話ですが、私は40歳の体では妊娠は不可能だと考えます。実年齢ではなく、体年齢の話です。実際40歳以上で出産される女性も多くいらっしゃいますが、そういう方は体年齢が40歳より若いのだと思います。 40歳のあなた。あきらめる必要はありません。体年齢を若返らせればいいんです。子供ができる状態の体であれば、人工受精で十分です。私の場合、体外受精は卵巣にムチうつせいか、そのときは良くても、逆に体がボロボロになりました。 そして私の経験から大きなポイントだと思うのが「体温」と「血液」です。 まず基礎体温が36.5℃以上であること。基礎体温が35℃台の方は正直厳しいと思います。寝ている間に体温は0.5℃は下がるといわれていますので、朝起きた時に36℃台を保つためには36.5℃以上の基礎体温が必要です。ちなみにこれは免疫力があがり、ガンやその他、色々な病気にかかりにくくなるにも必要な体温だと聞いたことがあります。なんでも昔(いつの昔かはわかりませんが)人間の基礎体温は37℃だったそうです。 私も当初は基礎体温が35℃台でした。そんな私はフーナーテストで精子の動きが悪いといわれましたが、抗精子抗体の検査では陰性。低体温のせいでは?と勝手に疑っています。寒いと精子も泳ぎにくいと思いませんか? 寒いはちょっと大げさですけどね。 では「体温」はどうやってあげるのか。私は筋トレとヨモギ蒸しが非常に効果的でした。お風呂で体を温める、冷たい飲み物を飲まない、靴下をはく、等も効果はあります。脂肪が増えると体温は下がりますので、たんぱく質を多く摂取し、体を鍛えて筋肉量を増やすのが安定した方法ではあると思います。 たんぱく質ですが、成人女性の1日の摂取量は40g、推奨は50gと言われています。肉や魚は平均20%くらいのたんぱく質を含むため、その5倍の量となる200-250gを1日に食べる必要があるということです。大豆製品の場合はたんぱく質がさらにその半分のため、400-500gとる必要があります。結構な量ですよね。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似ているともいわれ女性の強い味方ですがたんぱく質を摂取するという観点からみると、肉や魚の方が効率的です。バランスよく食べるのが良いわけですから、肉や魚をメインとし、サブでお豆腐等を食べるというのが一番よいということですね。 次にもうひとつのポイントである「血液」。血液がサラサラであることです。私自身が悪玉コレステロールが高く、これが敗因の一つだったのではないかと推測しています。血液サラサラも、糖、脂肪、コレステロールの調整、いわゆるバランスの良い食事が重要です。ただ私の高コレステロールも一部遺伝があるようで、食事だけで厳しい場合には、健康食品やサプリメントを併用するのもいいかもしれません。私はオメガ3の亜麻仁油をなめています。以前はエゴマ油を買いましたが、どちらもマズいっ。まだ亜麻仁油のがマシかもです。 私は「体温」に気がつくまでに4年、「血液」には最後まで気づきませんでした。 不妊治療をされている女性の方には是非このことを先に知ってほしい。 これから私の経験を中心とした物語を書いていければと思っています。 今日の紅茶はダージリン。お茶でも飲みながら、のんびりいきましょう。

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